わきが手術の価値は疑問

私自身、わきがであるという自覚はありません。もしかしてと考えることもありましたが、本当のわきがの人を知って自分は問題ないと自覚しました。本当にわきがの人はとても損をしていると思います。どうしても犬猿されがちだからです。臭いにもタイプがあるようで、すっぱい臭いのする人もいれば、くさった汚物のような臭いの人もいます。


後者は特に、耐え難いものがあります。正直、近くでしばらく一緒にいなければならなくなったときは不快感で一杯になります。今までの経験上、仕事で不利になることは否めないでしょう。わきがの人とそうでない人どちらと一緒に仕事がしたいかといえばもちろん後者が選ばれます。いい人なんだけどと陰でいわれていることでしょう。


体質は仕方がないと思ってはいても、何か対策をして欲しいと切に思ってしまいます。攻めることもできない辛さというのがあります。実は私の主人がわきがで悩んでいました。臭いはすっぱいタイプで臭い以外にも汗染みがひどく、シャツなど洗濯してもすぐに色がついてしまい、臭いも普通に洗っただけでは取れないときがありました。


でもそこまで重症ではないかなという程度でだったので私はなにも言いませんでしたが、本人が何より気にしていろいろ努力はしていました。いろんなメーカーの制汗剤を試したり、しょっちゅう汗を拭いたり見ていてかわいそうになるくらいでした。


何よりサラリーマンになってスーツを着るようになってからはジャケットを脱ぐとこもった臭いが放出されるため夏でも上着を着たまま我慢していて、とてもかわいそうでした。そんなある日、主人からわきがの手術を受けたいと相談してきました。仕事でどうしても支障が出るのだといっていました。職場の人と車に同乗するのが苦痛で仕方がなかったそうです。


もちろん事情はわかるし本人がその気なら私は賛成をしたかったのですが、気になるのは値段です。でも主人から聞いた額はとても安く、私も手術を勧めました。エステなどで行うレーザー治療は体への負担も少なくすぐに普段の生活に戻れますがなかなか高額です。


そこで主人が探してきたのは医師による保険適用の手術でした。切って汗腺ごと切り取ってしまうという最も確実な方法ですが、片側ずつしか行えず、もとの生活に戻るのに少し時間を要します。しばらくは腕の自由が利きません。それでもやる価値はあったなあというのが正直な感想です。


何よりシャツが汚れない、仕事でも他人と臆することなく対話ができる、スポーツしていても周りを気にしなくていいので本人の開放された表情がなにより良かったと思います。


手術といえば大事に聞こえてしまいますが、日帰りで短時間、安価ですものでぜひ気軽に行うべきだと思います。本人も周囲も気を使わずにいられることって重要です。何よりも本人が人生変わったと言っていましたから。